抵当権抹消登記手続き 申請方法

抵当権抹消登記の法務局への申請

 

抵当権抹消手続きは「法務局」という役所

 

抵当権を抹消する際に、登記申請書などは法務局というお役所に提出します。

 

 

登記の申請すらしたことがないし、法務局がどんなところなのかも知らないので、無事に抵当権抹消登記ができるか不安です。


 

法務局といっても、市役所などと同じような、いわゆる「お役所」なので、申請が法律上、書類の不備などの問題なかったら、だれでも登記はできますよ。

 

ただ、抵当権抹消登記を自分でする際にする、申請方法はチェックしておいたほうがいいです。


 

法務局のことを「登記所」という場合もあります。

 

ほとんどの方は、不動産をローンを組んで抵当権設定するのは一生に数回ですよね。

 

法務局なんて、一回行くか行かないかの役所かもしれません。

 

ネット申請はしない

 

登記の申請方法は大きく分けて3種類あります。

  1. 郵便で申請書類を送る方法
  2. 法務局に持ち込んで提出する方法
  3. インターネット(オンライン)で利用する方法

このうち、インターネットを利用するのは簡単そうですが、事前手続きがかなり特殊です。

 

インターネットでの申請って便利そうですよね。

 

でも、

 

抵当権抹消登記はインターネットで手続きをするメリットがまったくありません。

 

Macを使っている自分ではわからないことだらけでした。
Windowsでも一世代前のシステム?という感じです。

 

ブラウザもいまだにInternet Explorer を推奨していたたりもします。

 

使うコンピューターの機種も限られています。

 

仕事として繰り返し登記をして専門にしている司法書士なら、旧世代のPCでもいいのでしょう。

 

でも、コンピューターの知識がある方でも、オンライン申請は難しいかもしれません。

 

たった一回だけの登記申請なら避けた方がいいでしょう。

 

買い物なのによくあるネットクーポンや、割引特典は全くありません。

 

一生に1回あるかないかの手続きで、ネットを使ってサクッとできない申請をするより、手書きで作って、郵便ポストから書類を送る方法の方が確実に登記ができます。

 

ポストに投函するだけの郵送申請はラク

抵当権抹消登記申請書を投函するだけの郵送申請

 

作成した申請書等の送付の方法は、レターパックなどで送ります。

 

郵送は、できる限り到達の確認が可能な書留等での送付を法務省は勧めています。

 

簡易書留の方が、若干(100円程度)安くなるときもありますが、郵便局に持ち込まないといけません。

 

レターパックなら、ポストに投函するだけ・速達扱い・追跡可能で便利です。

 

(封筒のわかりやすい箇所に「登記申請書在中」と明記すると、法務局もどんな書類が送られているかわかりやすいです。)

 

法務局に持ち込んで提出する方法

 

抵当権抹消は法務局に申請だから、直接法務局に行く方法もあります。

 

管轄の法務局へ登記申請書を持って行く方法のメリットは、確実に申請できることです。

 

大きな法務局(登記所)の中はおよそいくつかの部署に分かれています。

 

抵当権抹消登記の申請は、「不動産登記・権利」申請の窓口で 登記申請書類を提出します。
(他に、不動産登記・表題、商業登記部門などがあります。)

 

申請を受領する係の方が申請書一式を受け取ってくれます。

 

申請書を持ち込んだからといっても、その場ですぐに登記が完了するわけではありません。

 

法務局の人が受け取るだけです。

 

書類に問題がないかをすぐにはチェックしてくれませんので、申請したその日はこれで終わりです。

 

この日はただ申請書を提出するだけで、「これだけ?」と思うかもしれませんね。

法務局の相談窓口は便利だけど予約が必要

 

たいていの法務局には、相談窓口があります。

 

最近の法務局は、電話予約などあらかじめ連絡が必要なところが多いですね。

 

申請窓口のすぐ近くの「相談窓口」にある「抵当権抹消登記手続きにきました」と言えば、書類をチェックして不備を教えてくれます。

 

書類のホチキス止めから、不備、記載漏れなどもチェックしてくれたりします。

 

あれこれ聞いても大丈夫です。

 

だだ、令和2年(2020年)のコロナ騒動以来、相談自体を停止しているところもあるので、事前に確認したほうがいいかもしれませんね。

 

自分が友人の抵当権抹消登記手続きを申請しに行ったときには、銀行からもらった書類に何も書かず、すべて白紙状態で相談窓口で申請書を書いていた人もいました。

 

空いているときは予約もせずに行っても快く対応してくれているようですが、混んでいるときには迷惑がられますね。

 

法務局への申請のデメリットは、管轄です。

 

申請する場所を間違えて、違う法務局に提出しても却下されて、場合によっては登録免許税が無駄になってしまいます。
法務局の申請管轄

 

法務局に行ったけど、無駄足になるくらいなら、自宅で郵送準備してポストに行く方が手間がかからないかもしれません。

 

法務局(登記所)に登記を申請したら

 

登記完了予定日」がいつになるかを確認しましょう。

 

通常は、法務局の窓口に掲示されてあります。

 

最近では、3日くらいで完了するケースが多いみたいです。

 

各都道府県によりますが、法務局によってはホームページでも確認できます。電話でも教えてくれますよ。

 

登記が無事完了したか、 または不備で補正があるか、「登記完了予定日」が目安になります。

次は→登記の申請が終わったら

 

登記を申請してから

 

抵当権抹消登記を申請すると、物件に担保がついていないことが登記簿上からもわかるので、物件査定をすると正確な財産の価値がわかります。

 

今の自宅がどれくらいの価値があるのか、売却したらいくらくらいになるのか、知りたいですよね。

 

ネットで依頼すれば、簡単に査定してくれます。(抵当権抹消登記手続き前でもOK!)

もちろん費用は無料です。

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