「抵当金」というお金があるわけでは内
抵当金と言う言葉はまったくイコールで「抵当権」と読み替えていいですね。
英語の翻訳をすると「mortgage money」という翻訳になります。
抵当権は、いわゆる民法上の物権にあたります。物権はものにある権利なので、抵当権で言えば、登記・登録の制度のあるものに限られます。
わかりやすい例では、土地や建物などの不動産ですね。立木(りゅうぼく)・船舶・自動車も物権の権利がのっかる対象になりますし、抵当権の対象となるのは、権利の上のもので地上権・永小作権などのほかにも、特殊の財団などに及ぶことがあります。
抵当金(ていとうきん)、というと、ちょっと古めかしい感じがしますね。抵当金というお金があるわけではないんですね。
抵当権のことをわかりやすく言ったのかな、といえます。
まれに、「ていとうけん」と変換するのを「ていとうきん」と書いてしまうこともあるからかもしれませんね。
抵当権
債権の担保として提供された目的物の所有権や使用権は債務者に残したままにしておいて、債務不履行の場合に、債権者が優先してその目的物から弁済を受け得る権利をいう。